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江 筋 と 水 道
◆小川江筋 (水源:夏井川)
江戸時代初期に磐城平藩の郡奉行をしていた澤村 勘兵衛の尽力により、寛文5年(1665年)に完成 した水路です。
全長は、小川町関場にある取水口から四倉町に至 るまでの約30キロメートルにおよび、主に夏井川か ら北側の水田を潤しています。
水路によって運ばれてきた水は、平浄水場の北側
(平下平窪字寺前)で分岐して浄水場へ流れ込んで います。
◆愛谷江筋 (水源:夏井川)
小川江筋完成後、澤村勘兵衛の意志を受け継いだ 三森治右衛門が延宝7年(1679年)に完成させた 水路です。
全長は、赤井字大作場の取水口から平下高久に至 るまでの約18キロメートルにおよび、主に夏井川か ら南側の水田を潤しています。
愛谷頭首工の貯水機能により、その上流に位置する 平浄水場のもうひとつの取水口である下平窪取水場 では、常に安定した水量を取水することができます。
◆大滝江筋 (水源:好間川)
応永14年(1407年)、岩城氏が大舘(好間町下 好間字大舘)に城を築き始めたのを機に、城内用水 として開削された水路であり、市内において飲料を 目的とした水路としては初めてのものになります。 廃城後は、江戸時代の延宝年間(1673年~ 81年) に、上野原(好間町上好間字上野原)の水田開発の ために利用されました。
好間川の右岸に設置された取水口(好間町上好間字 東唐松)から延びる水路は、約4.8キロメートルにおよ びます。途中、導水管により分岐して上野原浄水場へ 流れ込んでいます。
お米を作る際に大切なものは「水」です。
この水を河川から引き込んで、遠く離れた水田に届ける役目をしている水路のうち、次にご紹介する 水路は、いわき地方で古くから「江筋(えすじ)」と言われてきました。
皆さんは、市内北部にある平浄水場と上野原浄水場にどうやって河川の水が届くのかをご存知ですか? 実は、この江筋を通って浄水場まで水が届いているのです。
現在、江筋は、水田のためだけでなく水道にとっても大変重要な施設であり、欠かせないものとなっ ています。
取水口(小川町関場)愛谷頭首工(赤井字大作場)取水口(上好間字東唐松)
江筋は、土地改良区や水利組合に よって昼夜を問わず維持管理されて いるんだよ。
そのおかげで、常に水道水をつく ることができるんだね!
そうなんだ! じゃあ、江筋を 汚さないように 協力しなければ いけないね!
出典:国土地理院ホームページ(http://www.gsi.go.jp/) ・地理院地図データをもとにいわき市水道局が作成
実際に江筋内へ投棄されたゴミ